Hoshizo's Outdoor Life

塵も積もれば山となる

剣尾山

新緑が顔を出す5月初旬、大阪は剣尾山に登って来ました。

剣尾山は、大阪は北部地方の能勢に位置する、標高は784mの比較的低山の山です。

能勢電鉄・山下駅

今回は、大阪市内から電車で向かいます。最寄駅は能勢電鉄の山下駅。
梅田駅から約50分で到着です。山下駅からはバスで登山口まで向かう予定でしたが、バス停には大行列が。

この近辺は、丹波篠山渓谷やるり渓谷など、人気のスポットが他にもあるため、多くの登山者が利用する場所となっています。
バスを並んで待つという手もありましたが、時間がかかりそうだったので、ここはお金の力を使い(笑)タクシーで現地に向かいます。

剣尾山・登山口

登山口までは一般道を走り、最後は未舗装の道を通り何とか入り口まで到着しました。
山下駅からは10分〜20分くらいで到着することができました。

剣尾山の岩

登り始めてからは、比較的なだらかな道が続いていきます。
特に岩山を登るといった箇所も無く、順調に進んでいきます。

迫り出す岩壁

程無く歩いていると、大きな岩壁が目の前に現れます。斜めにせり出していて、横にあるベンチと比べてもかなりの大きさがあり迫力があります。

磨崖仏・大日如来坐像

な、なんと近付いてよく見てみると人の模様が浮かび上がってるではないですか!
掘られているのは、大日如来坐像と言われるもので”すべての生き物の根本となる仏”とされるとても高貴な存在とされているようです。
そんな像が掘られていることからこの岩は”磨崖仏”と呼ばれているそうですね(そうらしい・・・)。

ピンクがアクセント

2時間程歩いていると、だいぶ標高も上がってきました。5月ということもあり、所々色付いておりアクセントとなってとても映えますね。

並列地蔵さん

頂上付近ではお地蔵様がお出迎え。大日如来坐像や地蔵など、剣尾山はご利益もありそうです。

頂上・剣尾山

約3時間、午前10時前くらいから登り始め、丁度お昼くらいに頂上に着くことができました。
頂上に着いた頃には青空が雲間から見え、気温もそれほど高くなくとても気持ちが良い感じになっていました。

剣尾山からの眺め

剣尾山周辺は山に囲まれ、篠山やるり渓谷など壮大な自然が広がり、迫力のある景色が楽しめました。
頂上では、お昼ご飯を食べ、小一時間程過ごした後、下山しました。

今回の登山ルートは約5時間くらいで、道のりもきつい箇所はほとんど無く、スムーズに登ることができました。
大阪市内からも近く、また登り易い山で頂上からの景色も良くバランスの取れた山であると感じました。

初心者にもおすすめの山であると思うので、機会があれば是非一度登ってみては如何でしょうか。

◯下山後記

池と桜

下山時は別のルートを辿りましたが、麓には小さな池がありました。所々桜も残っていてとても綺麗でしたよ。
近くには滝や川もあって下山時の休憩にオススメです。

次へ 投稿

前へ 投稿

返信する

twelve − 6 =

https://hoshizo.net/wp/wp-content/themes/hitchcock

© 2024 Hoshizo's Outdoor Life

テーマの著者 Anders Norén