Hoshizo's Outdoor Life

塵も積もれば山となる

やまチョコ

今回は、山に出かけた時、山だからこそおすすめの食べ物、”やまチョコ”を紹介します。登山に出掛けた時、行動食や非常食に関して、色々なものがありますが皆さんは何を持って行きますか?飴やピーナッツ、フルーツなど栄養を考えたり、携帯性を考えたりして悩むのですがこれといって決まらない時、そんな時にオススメのチョコレートがこれです!

やまチョコとは

やまチョコとは大東カカオさんから発売されている、チョコレート菓子です。味は塩レモン味、レモンパウダーががまぶしてあるので、手につき難いのが特徴。内容量は50gで、パッケージもチャックが付いていて、カバンの隙間にチョコっと(´∀`)入れられるので持ち運びにも便利です。

パッケージ新旧の比較です
パッケージ新旧比較・オモテ

最近ネットで調べると、パッケージがガラッと変わっていました。左側が新、右側が旧のパッケージ。旧の方は山を背景にしていますが、新はシロクマ(アットくんと言うそうです。以下、アットくん)の顔を前面に押し出した、ポップな感じになっています(The アットくん 笑顔)。より爽やかな印象になっていますね。

中身のチョコ
塩レモン味のチョコレート

1つ1つは割と小さく(横2cmくらい)、ちょっと食べたい時には丁度良いサイズ感だと思います。ホワイトチョコレートでパウダーがまぶしてあり、口に入れるとほんのりとした酸味とチョコの甘さが絶妙にマッチしており、後に残る感じもあまりありません。

他のチョコとの違い

やまチョコはなんといっても“溶けにくい”というのがウリの商品です。さらに、塩レモン味とさっぱりした風味なので、登山や運動をしている時に、後に残らず食べることが出来ます。
特に溶けにくいという点は、登山をしていると分かるのですが、食べた後に手にチョコとかが付くと拭くのとかが大変ですよね、紙をいつも持っている訳では無いので。最悪、大事なウェアや道具を気付かずに汚したりしたらその日はテンションダウンにもなりかねない!(-ω-;)
そんな時、溶けずに手も汚さずにさっと食べれるので、運動時の栄養補給にはもって来いなのです。

どれぐらい溶けにくいか

ということで、やまチョコがどれくらい溶けにくいか検証してみたいと思います。実際に山を登った際にどんな感じになるか試せば良いのですが、この記事を書いている時(2020年5月現在)は外出制限がかかっていました。

そこでお家時間を無駄にしないという意味も込めて、家の中でアウトドア風に実験を行なってみたいと思います!

チョコレートとバーナー
チョコを燃やす準備

せっかくなのでガスバーナーで盛大に燃やしちゃいましょう(もはや正しい検証で無い気が)とうことで、下記を準備。

  • やまチョコ
  • キ〇トカ〇ト(比較対象用)
  • ガスバーナー
  • スキレット
燃やす前のチョコ
燃やす前のチョコ

この日は5月初旬ということもあり、昼間から結構暑かったです。なので、キ〇トカ〇トの方は、もう若干溶けちゃっていますね。それではさっそく火を入れていきましょう。どちらも約30秒ほど、あまり火が近すぎるとさすがに跡形もなくなるので、ある程度距離をおいて燃やします。

チョコが燃えています
チョコレート・ファイヤ!

勢いよく燃えてますね。青い炎に応えるように赤い炎を灯すチョコレート。やまチョコもこんなになるとは想像もつかなったことでしょう(そりゃそうだ)。

チョコの溶けた様子
溶け具合の比較

燃やした結果、上記の様になりました。さすがにどちらも表面は黒焦げになってしまいましたね。ですが、キ〇トカ〇トは全体的に溶けているのに比べ、やまチョコは表面以外はほとんどそのまま原型を留めています。さすがにバーナーではやりすぎかと思いましたが、割と良い結果になりました。

ということで、これだけ過酷な実験に耐えられたやまチョコですから、自然の環境に持っていったらまず溶けることは無いでしょう(確信)!

栄養価について

やまチョコと一般的なチョコ菓子、ここでもキ〇トカ〇トを比較してみたいと思います。
栄養価の比較結果は以下の通り。エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物はそこまで変わりはありません。注目は食塩の含有量、個体によって差はありますが、やまチョコは豊富に塩分が含まれていることが分かります。普段の生活では塩分は控えた方が良い(良いです!)が、登山中は汗をかきますよね。汗(水分)と同時に塩分や、ミネラルが失われるので、暑い夏の登山 = “溶けにくい + 塩分が摂れる”といった意味だと、理想的な行動食と言えます。

10g当たり※の栄養価表

  やまチョコ キ〇トカ〇ト
エネルギー 57 Kcal 64 Kcal
たんぱく質 0.72 g 0.83 g
脂質 3.72 g 3.70 g
炭水化物 5.18 g 6.90 g
食塩相当量 0.04 g 0.008 ~ 0.027 g

※キ〇トカ〇トは1本当たり(10g)の栄養成分表示がありましたので、やまチョコ10gに換算しています。

まとめ

やまちょこのパッケージとチョコ
登山やアウトドアには是非やまチョコを!

やまチョコに関してその特徴をご紹介しました。春から徐々に暖かくなり、登山へ行くシーンが増えるかと思いますが、ちょっとした栄養補給にはベストな食べ物ではないでしょうか。いつも持っていく行動食に飽きたり、これといったものが無い方にはおススメのチョコレートです。そして、山に行ったら仲間に是非分けてあげて下さい。きっとアットくんが喜びます!

やまチョコ 【公式】大東カカオ

次へ 投稿

前へ 投稿

返信する

2 × 4 =

https://hoshizo.net/wp/wp-content/themes/hitchcock

© 2024 Hoshizo's Outdoor Life

テーマの著者 Anders Norén