Hoshizo's Outdoor Life

塵を積もらせ山とする

映画「ゆるキャン△」

映画「ゆるキャン△」は、同名の人気漫画・アニメシリーズから生まれた初の映画作品です。ストーリーは主人公の各務原なでしこを中心とした主要メンバーで変わりはありませんが、時間軸は高校時代とは異なり、彼女らが大人となった後の出来事ととして展開されます。

アニメシリーズのゆったりとした雰囲気はそのままに、ステージが変わった彼女たちの社会×キャンプと向き合う奮闘のストーリーをご紹介します。

ストーリー概要

物語の始まり

舞台はリンやなでしこが高校を卒業後、社会人となり各々が働くシーンから始まります。仕事の関係で名古屋にいた千明がリンと再会し、千明が観光推進機構で地域復興のプロジェクトに携わっていることから、キャンプ場作りをメンバーに呼びかける所で物語は進んでいきます。

大人になった彼女たち

高校でわちゃわちゃしていた頃のイメージと違い、皆スーツや作業着に袖を通してテキパキと仕事をこなすその姿は不思議ながらも頼もしさを感じるくらいに。ただ社会人になって間もないと思われるため、いつもの個性は保ちつつそれぞれの成長が垣間見れる、映画オリジナルストーリーならではの新鮮さが詰まっています。

”キャンプ場作り”というプロジェクト(ビジネス)

お話の軸がキャンプという所は原作・アニメ版と変わらないのですが、立場が社会人に変わったことでそこには仕事という制約が付くことになります。高校時代の野クルのようなゆるい活動ではなく、ビジネスとしての社会的貢献・影響を求められるため、それらの実現に向けた課題を彼女らが解決していくことになります。

”ゆる”キャンというからに終始ゆる~く進む印象が強い中にあって、いきなり社会的なテーマが入ることで堅い感じになるのかなと思いました。しかし、子供と大人らしさが良い具合に混ざった彼女らのコミカルな雰囲気は健在で、キャンプ場作りに頑張るひた向きな姿勢は、キャンプを楽しんでいた高校時代と変わらないんだと伝わってきましたし、ゆるキャン△の世界観は健在でした。

ビジネスや社会的なテーマも兼ねた本作は、同じ社会人として共感できる所がたくさんありますし、仕事に対する取り組み方であったり、心の持ち方は気付かされたりします。そんないつもとは違うゆるキャン△も一味変わって良いのではないでしょうか。

キャラクター紹介

志摩リン(CV:東山奈央)

志摩リン

出典:映画・ゆるキャン△

名古屋の出版社で新米編集者として働いている。日々の仕事に四苦八苦しながらも充実した毎日を過ごしている模様(?)休日はバイクを飛ばして各地でキャンプを楽しんでいる。

各務原なでしこ(CV:花守ゆみり)

各務原なでしこ

出典:映画・ゆるキャン△

山梨から東京に出て豊富な知識を生かしてアウトドア用品店に勤務。明るい性格で接客している。学生時代と変わらず、休日にはキャンプやロードバイク、山登りなどアクティブな生活を送る毎日。

大垣千明(CV:原紗友里)

大垣千明

出典:映画・ゆるキャン△

社会人として東京のイベント会社で働いていたが、山梨県に戻り観光推進機構に転職。仕事帰りはもっぱら居酒屋で一杯やるのが楽しみ。復興を目的としたキャンプ場作成のため高校時代のメンバーに声をかけることに。

犬山あおい(CV:豊崎愛生)

犬山あおい

出典:映画・ゆるキャン△

山梨の山奥にある小学校で教員として働いている。面倒見が良く、生徒からの人気も高いが、近く廃校になることが決まっており複雑な気持ちでいる。相変わらずたまにホラは吹く。

斉藤恵那(CV:高橋李依)

斉藤恵那

出典:映画・ゆるキャン△

横浜のペットサロンでトリマーとして活躍。週末も忙しく働いている。愛犬のちくわも健在で、公私ともに動物に愛されながら生活をしている。

その他にも・・・

その他にもおなじみのキャラクターたちが多数登場。時間軸が進んだことにより色々と変化が表れているので、そのあたりも一つの楽しみとしてチェックしてみてください。

各務原なでしこのセリフ:

でも、なんでも出来るってわけじゃないんだね

出典:映画・ゆるキャン△ 各務原なでしこのセリフ

なでしこがリンを誘い、登った八が岳の本沢温泉でなでしこが言ったセリフ。社会人となり、色々経験をする中で自分が出来ることには限りがあるようなことを悟った言葉で、学生時代とは異なり、大人になったなでしこを印象付けています。

自分にも共感できる所があり、と同時に周りの人たちの支えがあってこその今があることを改めて思い起こさせるシーンとなっています。

犬山あおいのセリフ:

うそやでぇ~

出典:映画・ゆるキャン△ 犬山あおいのセリフ

あおいが赴任している小学校が廃校となり、閉校式で千明との会話で出たセリフ。あおいといえばたまにホラを吹く時のお決まりの言葉ですが、それはいつもユーモアなシーンで笑いを想像させるものでした。

しかし今回は学校が最後の日を迎え、色々と思いが募る中寂しい想いが表に出てしまい、それを隠すように出た一言。そこには同じ言葉でも感情の違いがあり、暗いムードにさせないあおいなりの気遣いが感じられた印象深いセリフとして残っています。

大垣千明のセリフ:

どうせなら作ってみないか? 私たちで

出典:映画・ゆるキャン△ 大垣千明のセリフ

リンと再開し、向かった山梨の高下にて千明が朝日を眺めながら口にしたセリフ。キャンプ場設立を密かに目論む千明がリンの気持ちを探りつつ意を決して掛けたその一言は、色々な苦難があると分かりつつも希望を感じさせる、物語の始まりにピッタリな言葉になっています。

ロケ地・実在スポット

映画ゆるキャン△でも、劇中に登場する様々なシーンにおいて実際に存在するロケーションやスポットが散りばめられています。背景や物の描写が素晴らしく、精巧なゆるキャン△だからこそ気付ける要素ではあるのですが、映画ではそれぞれが就職し各地を転々としているため、高校時代には出てこなかった場所も散見されます。

色々と自分なりに調べてマッピングした結果が下記になります。(なでしこのアイコンは公式twitterからの配布物を拝借しています。。)東は東京から西は名古屋まで、なでしこたちの世界も広がりましたね(涙)。お近くにお住みの方、聖地巡礼の予定の方(笑)は是非参考に訪れてみてはいかがでしょうか。

〇本沢温泉

ということで本沢温泉行ってきました!っとなぜ一番過酷そうな場所を選んだのかというツッコミは無しとして(笑)、たまたま八カ岳に行く機会がありそれならせっかくにと向かったわけです。

(登山記録は別でご紹介しますが)なでしこがリンを誘って登った八が岳(細かくは硫黄岳の北側)に本沢温泉という宿泊施設があり、そこにある雲上の湯というのが劇中に登場した温泉となります。”雲上”の名の通り、日本で最も高い場所にある温泉(標高2,150m)としても有名です。

本沢温泉・雲上の湯
本沢温泉・雲上の湯(リアル)
本沢温泉・雲上の湯(リアル)

本沢温泉・雲上の湯(アニメ)

出典:映画・ゆるキャン△

季節と画角が若干違いますが、絶景が見事に再現されていますね!なでしことリンも幸せそうです。。

本沢温泉の看板・なでしことリンのイラスト
本沢温泉の看板・なでしことリンのイラスト

宿の入り口にはなでしことリンのかわいいイラストが描かれた看板が。旅の疲れが癒されますね。

映画ゆるキャン△に登場!なでしこの笑顔
映画ゆるキャン△に登場!なでしこの笑顔

扉にもなでしこの満面の笑みと共に、ゆるキャン△に登場の紹介がされていました!本沢温泉に訪れた際は是非、なでしことリンの気持ちになって最高峰の温泉に癒されてみてください。

映画館にて

もちろん私も劇場に足を運び、迫力のある画面で堪能してきました!やはり大画面で展開される自然の描写や音楽は圧巻で、終始癒される形となりました。劇場の入り口にもデカデカとポスターが張られており、その期待が伺えました。「キャンプ場、作るズラ!」。

ゆるキャン△ポスター1
劇場の入り口には大きく目立つポスターが

スクリーンを出た所にもメインビジュアルの大きなポスターがあり、劇場を出入りする人の足を止めていました。なでしこの笑顔はやっぱり良いですね。みんなで焚き火を囲んで、他愛もない話でかけがえのないひと時を過ごす・・・、この上なくたまりません!

劇場の外にもメインビジュアルのポスターが

入場特典紹介

しゃちほこさんぽ特別号

アニメーションスタッフ特別寄稿小冊子。

書き下ろしミニ色紙カード

各キャラクターの書き下ろしイラストの色紙カード:全3種類(当たったのは千明でした!)

書き下ろしミニ色紙カード
書き下ろしミニ色紙カード

コミックス『ゆるキャン△』13.5巻

あfろ先生描き下ろしSPECIAL EPISODE「リンとなでしこの伊奈ヶ湖春キャンプ」などを収録。

コミックス『ゆるキャン△』13.5巻
コミックス『ゆるキャン△』13.5巻

関連商品紹介

〇1周年記念感謝祭

映画1周年を記念した各種グッズを販売しているサイト。サコッシュやアクリルスタンド、原画集などオリジナルグッズが展開中ですので是非チェックしてみてください。

映画『ゆるキャン△』スペシャルイベント 1周年記念感謝祭

〇映画『ゆるキャン△』Blu-ray

〇カトラリーセット

〇なでしこの車 各務原なでしこ・志摩リンとバイクのアクリルスタンド付

まとめ

社会的テーマも兼ね備えた、学びも多い本作品。けして堅くならず、ゆるキャン△の世界観が上手く調和されたバランスの良い映画の印象を受けました。原作やアニメ版のまだ幼い彼女らとは異なり、大人なりに世間や自分と向き合うその姿は新鮮で、今までのゆるキャン△を知ってる方もそうでない方も楽しめる内容となっています。

純粋に映像や音楽に癒されるのも良し、社会人としての在り方を考えるのも良しの色々な方が楽しめる本作品を是非ご覧になっては如何でしょうか。

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